> 2024年05月
1988年(築36年)の建物は、10年から15年単位で外壁塗装をする事で、建物の耐久性を高めてきました。
外壁塗装の役割は、主に耐久性(外壁の保護)と防水性(風雨の侵入を防ぐ)・美観(建物の色褪せ)が
あげられます。沖縄特有の強い紫外線と台風や塩害などから建物を守るには、外壁塗装のメンテナンスが
重要となってきます。
今回、那覇市都市景観条例のガイドラインに基づき、周辺景観と調和のとれたデザイン色を取り入れての
外壁塗装となり、ビルは街並みに溶け込むようになりました。
建物の外観は、人の顔のようなものです。色選びで印象が大きく変わり、しかも一度塗り替えると次回は
十数年後です。色選びも慎重かつ単調にならないよう工夫は必要でした。
ビルには、住居やオフィス・店舗、袖看板もあり様々は用途が混在する為、来訪者にとって「清潔感」と
「統一感」を第一印象づけることを重視しました。
また、5階建ての建物の階段に隙間があり、人の転落防止や物の落下物など防ぐ為、ロープを張り安全性
を高めています。